桑の葉には、
- 血糖値抑制
- 血管洗浄(血液サラサラ)
- 血圧抑制
- コレステロール吸収など
2024年度の研究結果では、あらゆる効果・効能が実証されており、特にビタミン・ミネラルについては青汁の2倍以上の成分が含まれているというデータもあります。
健康にも美肌にも、またダイエットにも効果のある桑の葉!そんな桑の葉茶には、副作用や注意点はあるのでしょうか?
この記事では、「桑の葉茶の副作用」について桑の葉茶に出会い飲み続けて20年以上の筆者が解説します。
桑の葉茶の副作用
各メーカーより様々な桑の葉茶が販売されていますが、国産で無農薬の物であれば副作用は殆どありません。
基本的に、ノンカフェイン&有機栽培で作られた桑の葉茶は、一日に何杯飲んでも身体に害はありません。
ただし、食物繊維が多く含まれているため、過度に飲み過ぎるとお腹がゆるくなったり、張ったりする場合もありますので、1日1~2杯を目安に飲み始めることをおすすめします。
慣れてきたらその日の体調に合わせ、量を調節してお飲みください。
桑の葉茶の注意点
桑の葉茶は栄養素が豊富に含まれている、体に良い飲み物です。
しかし人によっては口に合わない、体に合わない方もいると思います。
メーカー(商品)によっては桑の葉のブレンドや輸入物などがありますので、成分表示を確認すると良いでしょう。
桑の葉茶は、一般的には健康に良いとされる飲み物ですが、副作用がまったく無いわけではありません。以下のような点に注意が必要です:
- 消化不良や胃腸の不調:一部の人には消化不良や腹部の不快感を引き起こすことがあります。特に初めて飲む場合や大量に摂取する場合は注意が必要です。
- アレルギー反応:桑の葉に対してアレルギーがある人は、かゆみや発疹などのアレルギー反応が出ることがあります。初めて飲む場合は少量から試すと良いでしょう。
- 血糖値への影響:桑の葉は血糖値を下げる効果があるとされており、糖尿病の治療中の方は医師と相談の上で摂取することが推奨されます。
- 薬との相互作用:特定の薬剤、特に血糖降下剤や血圧降下剤と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬がある場合は医師に相談してください。
一般的には、桑の葉茶は健康に良いとされていますが、自分の体調や健康状態に合わせて適量を守り、必要に応じて専門家に相談するのが良いでしょう。
糖尿病や腎臓、肝臓の疾患などの持病をお持ちの方へ
桑の葉には、血糖値を抑制する効果があると言われています。
糖尿病や腎臓、肝臓の疾患などの持病をお持ちで、血糖値を下げるお薬を飲んでいる方は、念のため主治医に相談することをおすすめします。
手作りの桑の葉茶の副作用は注意!
一般に市販されている桑の葉茶(ティーパックなどの荒茶タイプ)の副作用は、おおむねパウダータイプと同等ですが、手作りの桑の葉茶にはいくつか注意が必要です。
桑の葉はまず発酵しやすく雑菌も増殖しやすいので、非常に工程管理が難しく、十分注意すべき点がいくつかあります。
その中でも特に重要となるのが、「洗浄」及び「乾燥」です。
これらが不十分ですと、サルモネラ菌などの雑菌が増殖し食中毒の原因にもなり危険ですのでおすすめは出来ませんが、どうしても手作りで飲んでみたいという方は、特に「洗浄」及び「乾燥」に十分に注意を払って、作ってみてください。
桑の葉茶の効果は
桑の葉茶は多くの健康効果があるとされています。以下はその主な効果です:
- 血糖値のコントロール:桑の葉には、血糖値を下げる効果があるとされる成分(デオキシノジリマイシンなど)が含まれています。糖尿病の予防や改善に役立つ可能性があります。
- 抗酸化作用:桑の葉には、ビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用があります。これにより、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぐ助けになるとされています。
- コレステロールの管理:桑の葉に含まれる成分が、血中の悪玉コレステロール(LDL)を減少させる効果があるとされ、心血管系の健康をサポートします。
- 免疫力の強化:桑の葉に含まれるビタミンやミネラルが免疫系を強化し、体の自然な防御機能を高めるとされています。
- 便秘の改善:桑の葉茶は、食物繊維を含むため、腸の働きを助ける作用があります。これにより、便秘の解消に役立つ可能性があります。
- 体内のデトックス:桑の葉茶には利尿作用があるとされ、体内の余分な水分や毒素の排出を促進する効果があるとされています。
- 血圧の安定:桑の葉には、血圧を安定させる成分が含まれており、高血圧の予防に役立つ可能性があります。
ただし、効果には個人差があるため、自分の体調に合わせて適量を飲むことが大切です。
パウダー(粉末)タイプがおすすめです!
パウダータイプはいつでも、どこでもでも「簡単」に桑の葉茶が作れるから、おすすめ!
当社で取り扱うパウダータイプ(45gレギュラータイプとスティックタイプ)は、厳正な品質検査に合格した安心・安全な商品となっております。
スティックタイプを常時持ち歩いていれば、コンビニやスーパー、自動販売機で500mlの水ペットボトルを購入するだけで簡単に作れてしまいます。作り方は「桑の葉茶おすすめの作り方とアレンジ方法について解説」で詳しく紹介しています。
また、桑の葉にはカルシウムや鉄分、カリウムなどのミネラル成分も豊富に含んでいるため、夏場では熱中症対策にも非常に効果的な飲み物です。
昨今、熱中症防止のため小学生が水筒を持って登校する姿を良く見かけますが、中身を桑の葉茶にすれば熱中症対策もバッチリです!
水筒の容量にもよりますが、おすすめとして容量500ccの水筒にスティックタイプ1包を目安にしてください。
このようにとても便利なスティックタイプ。お出かけの際は、是非スティックタイプの常備をおすすめします。
飲み続けることが大事
桑の葉茶は、飲み続けてこそ様々な効果が発揮される飲み物です。
ここでは、飲み続けることによる大切さ、どんな効果が得られるかを解説していきます。
継続して飲み続ける
健康な身体を維持し続けたいと思うのはみんな同じです。
そのためにジムに通ったり、食事を気をつけたり、ランニングしたりする人もたくさんいると思いますが、どれも継続することが大切です。
桑の葉茶も同じで、1日や2日飲んですぐに効果がでてくるものではありません。
また、飲みすぎも上述したような副作用を起こすことも考えられます。
大切なのは適量を継続して飲み続けるということです。
500mlの水ペットボトルで作った桑の葉茶スティックを1日1包を目安にしてみてください。
どのくらいで効果が現れるの?
桑の葉茶を飲み続けることで効果がでてくるのは、データでは3ヶ月後と言われてます。
体調、体質により個人差はありますが、それでも早い方は数週間で効果が現れてくる方も多数おられます。
生活習慣病にもってこい
今や日本人の2.5人に1人が生活習慣病を患っているとも言われる時代。今は健康な方でも、不摂生な食生活や運動不足でいつ生活習慣病にかかってもおかしくありません。
健康な方はもちろん、健康診断で「血糖値」「血圧」「LDL(悪玉)コレステロール」で異常を指摘された方も是非飲んでみてはいかがでしょうか?
また、生活習慣病予防にもとても効果的な飲物だと言われています。
まずは桑の葉茶を3ヶ月以上飲み続けてみてください。次回の健康診断ではきっといい結果が見られるのではないでしょうか?
飲食店でも桑の葉茶が使われている
ちょっと前までは、健康維持のため個人的に桑の葉茶を飲む方がほとんどでしたが、最近では(2022年10月)飲食店でも桑の葉茶を使うお店が増えました。
青汁と違い、味や香りが良いうえに手間もかからず、食事と一緒に飲むことによりスパイク血糖値予防効果も期待できる。
桑の葉茶を使っている飲食店
お寿司屋さん・焼き肉屋さん・焼き鳥屋さん・うどん屋さん・スナックなどのお店で見かけるようになりました。
血圧や血糖値、又は炭水化物や脂質を気にするお客様が増えて来ているせいか、特に常連さんの体を気遣って桑の葉茶を使っているようです。
おわりに
以上のように、桑の葉茶の副作用について解説してきましたが、上記に記載したような副作用に注意すれば、一般的には問題なく飲み続けることができます。
それらを改善するお手伝いを、桑の葉茶はしてくれます。
また、桑の葉は健康以外にも美肌やダイエットにも効果があると言われています。詳しくは「桑の葉茶ダイエット【桑の葉で痩せた人が多いのはなぜ?】」で詳しく紹介しています。
いいことづくめの桑の葉茶ですので、生涯健康な身体を維持したい、肌を美しく保ちたい、ダイエットしたいなどお考えの方は是非、桑の葉茶を飲んでみてはいかがでしょうか?