中国では昔から桑には滋養強壮に効果があると漢方や生薬として用いられてきた植物になります。
2024年度の研究では、桑に含まれる有効成分が糖の吸収を抑える働きがあることが分かり、血糖値上昇の抑制やダイエットの効果が期待されています。
また桑の葉に含まれる、その他の成分からも、さまざまな効果が期待できると言われ特に注目が集まっています。
ここでは桑の葉には、どんな効能や効果が期待できるか、また、桑の葉茶の効果的な飲み方など最新情報をもとに解説していきます。
桑の葉茶にはどんな効果・効能があるの?
2024年度、桑の葉に含まれて成分に着目し、さまざまな機関で桑の葉の研究が進められていますが、桑の葉にはどんな効果・効能があるのでしょうか?
効果①:糖の吸収をブロック糖尿病対策に効果を発揮
植物のなかでは、桑の葉だけに豊富に含まれていると言わるるDNJ成分。
このDNJ成分が、小腸で吸収されるはずの糖の吸収を抑えることにより、血糖値の上昇の抑制につながり、糖尿病予防に効果的だと言われています。
ただ一つ、飲み方ポイントとして食前に飲むことが効果的。
詳しくは「桑の葉茶には糖尿病の予防効果が期待できる?」で紹介しています。
効果②:ダイエットに効果的
桑の葉の有効成分DNJが糖の吸収を抑える働きにより、ダイエットにも効果が期待されている桑の葉茶です。
DNJ成分以外にも、桑の葉茶にはダイエットに期待できる成分が含まれています。
詳しくは「桑の葉茶ダイエット【桑の葉で痩せ人が多いのはなぜ?】」で紹介しています。
効果③:血圧を下げる効果
糖尿病と同じく、生活習慣病の一つの高血圧。
放っておくと動脈硬化や心筋梗塞などの合併症につながる可能性もあるため、早期に発見し血圧をコントロールすることが大切になります。
桑の葉のに含まれる、ルチンやGABA成分には活性酸素を除去する働きや、血液をサラサラにし、血管を強くする働き、血圧の上昇を抑制する効果があるため、高血圧の抑制に効果が期待できると言われています。
また、高血圧の原因には肥満や、塩分の摂りすぎなど食生活の影響も大きいため、ビタミン、ミネラルを多く含み、糖の吸収を抑えるDNJや塩分を排出する効果があるカリウムが含まれた桑の葉は高血圧の予防にも期待できます。
詳しくは「桑の葉茶は高血圧に効果的【低血圧の人が飲んでも大丈夫?】」で紹介しています。
効果④:頑固な便秘も解消、LDLコレステロールを下げる
男性よりも女性の方が悩む方が多いと言われている便秘。
腸内環境を整えるのに良いとされるヨーグルトや野菜を多くとっても、頑固な便秘に悩む女性も多いのではないのでしょうか?
桑の葉の有効成分DNJの働きにより、小腸で吸収されなかった糖分は、大腸へ運ばれ腸内でガスとなり腸を刺激します。この刺激により、便通がよくなり、便秘にも効果があると言われています。
また、桑の葉にたっぷり含まれた食物繊維は整腸作用だけではなく、血糖値の上昇を抑える効果や、体脂肪の原因となるコレステロールの吸収を抑える働きがあるので、ダイエットや生活習慣病の予防に効果が期待できます。
DNJプラス食物繊維の効果で、お通じがよくなりデドックスにも期待できます。
効果⑤:むくみを解消
むくみの原因には、病気が隠れている場合もありますが、アルコールや水分を飲みすぎた翌日、また塩分の摂りすぎが、むくみの原因に上げられます。
桑の葉茶に含まれた成分には、血流を良くするビタミン類が多く含まれ、塩分を尿として排出する効果があるカリウムも含まれているので、むくみの解消にも期待できます。
効果⑥:アンチエイジング美肌効果!
「肌が綺麗」と言われたら女性にとっては嬉しいことですよね。
美肌効果には欠かせない「ビタミンC」、「ビタミンE」、そして、抗酸化の作用がある「ベーターカロテン」、「ルチン」など、アンチエイジング効果が期待できる成分が桑の葉茶には盛りだくさん。
また、便秘はお肌にも悪影響を及ぼすと言われています。DNJや食物繊維の働きにより、老廃物を溜め込まず、きちんと排出することで、顔色もよくなり、腸活からの美肌効果も期待できます。
朝、桑の葉茶を飲めば、血流もよくなりメイクアップの底上げ効果、夜、桑の葉茶を飲めば、桑の葉に含まれるビタミン類や抗酸化作用の成分により睡眠中にお肌の修復作用に効果が期待できます。
桑の葉茶と美容の関係のメカニズムについては「桑の葉茶は寝る前に飲んでも大丈夫?【メリットも徹底解説】」で詳しく紹介しています。
効果⑦:カルシウム不足、貧血予防効果
年齢を問わず、日本人はカルシウムが不足していると言われています。
とくに、女性は閉経とともに、骨粗鬆症の心配も出てきます。普段の食事から意識して摂取することが必要になりますが、桑の葉には牛乳の20倍以上のカルシウムが含まれています。
また、貧血予防に必要な鉄分やカルシウムの働きを助けるマグネシウムなど、ミネラル分が豊富なのも桑の葉の特徴です。
桑の葉の栄養価の高さに着目して、健康維持や、美容目的のために飲んでいた青汁から桑の葉茶に切り替える方が多いとか。
桑の葉茶の詳しい成分は「桑の葉茶にはどんな成分が含まれているの?【わかりやすく解説】」をご覧ください。
桑の葉茶の効果的な飲み方
さまざまな効果が期待される桑の葉茶は、いつ飲んだら効果的なのでしょうか?また、飲む量はどのくらいが適量なのでしょうか?
Q1:桑の葉茶を飲む効果的なタイミングいつ?
血糖値や高血圧などの健康を気にする方は、食前に桑の葉茶を飲むことにより、桑の葉に含まれるDNJの効果が発揮できるため、食前15分〜30分前に飲むことがおすすめです。
Q2:1日どのくらい飲んだら効果的?
1日2,3杯を目安がおすすめですが、桑の葉茶には、食物繊維が豊富に含まれているので、おならが出やすくなる、お腹がゆるくなる場合があります。気になる場合には、飲む量や回数を調整することをおすすめします。
Q3:どのくらいで効果が表れるの?
健康を意識して飲まれる方が多い桑の葉茶、特に糖尿病の予防や改善、ダイエットを期待して飲まれている方にとっては、目に見える効果が欲しいもの。一体、効果はどのくらいで表れるのでしょうか?
体質などにより、効果には個人差がありますが、大体3ヶ月ほどで効果を感じられる方が多いようです。
個人差はありますが、3ヶ月は飲みに続けて変化を見て欲しいと思います。
Q4:食前や食中以外には飲んではいけないの?
血糖値や糖質コントロールなどに気を使う方は、食前がおすすめですが、緑茶や麦茶を飲むように、水分補給としてお好きな時にいつ飲んでも大丈夫です。
また、カフェインも含まれていないので、就寝前の水分補給として飲んでも睡眠の妨げになる心配がありません。
忙しい朝や、朝は食欲がないという方には、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり含まれた桑の葉茶はおすすめです。
ちなみに:妊婦さんにプレゼントとしても喜ばれます
妊娠中は、カフェイン量が気になるもの。コーヒーや紅茶以外にも緑茶や烏龍茶にもカフェインは含まれているので、意外と妊婦さんが安心して飲める飲み物は少ないのです。
ノンカフェインの桑の葉茶は安心して飲めるだけではなく、妊娠期間中から授乳期間に栄養を多く摂取する必要がある妊婦さんにも、お腹の赤ちゃんにも必要となる栄養素が豊富に含まれています。
こまめな水分補給が必要になる妊娠期には水分補給をしながら鉄分、亜鉛、カルシウムなどを摂取できる桑の葉茶は妊婦さんへのプレゼントとしても喜ばれています。
ただ、桑の葉茶の中には緑茶などとブレンドされている桑の葉茶もあり、その場合はカフェインが含まれている場合がありますので注意が必要になります。詳しくは「妊婦さんでも桑の葉茶は飲める?【データで解説】」で紹介しています。
注意事項
1. 過剰摂取に注意
桑の葉には、血糖値を下げる効果が期待されていますが、過剰に摂取すると低血糖になる可能性があります。特に、糖尿病治療薬を服用している人や低血糖のリスクがある人は、飲み過ぎに注意が必要です。
2. 妊娠中・授乳中の使用
桑の葉茶には薬効成分が含まれているため、妊娠中や授乳中の方は医師に相談してから飲むことをお勧めします。
3. 薬との相互作用
血糖降下薬、抗凝血薬、降圧薬などの薬を服用している方は、桑の葉茶がこれらの薬の効果を増強または抑制する可能性があるため、医師と相談することが推奨されます。
4. アレルギー反応
桑に対してアレルギーを持っている方は、桑の葉茶を摂取するとアレルギー反応を引き起こす可能性もあります。かゆみ、発疹、呼吸困難などの症状が現れた場合は、使用を中止して医師に相談してください。
5. 胃腸への影響
桑の葉茶は体にやさしいと言われていますが、体質や量によっては胃腸に負担をかけることがまれにあります。特にお腹が弱い方は、少量から始めて様子を見ながら摂取するようにしましょう。
桑の葉茶は健康に良いとされる一方で、個々の体質や健康状態に合わせた慎重な使用が大切です。
桑の葉茶はこんな人におすすめ!
桑の葉茶と言えば、豊富な栄養成分とノンカフェインですが、桑の葉茶はこんな方におすすめです。
- 血糖値が気になる方
- コレステロール、中性脂肪が気になる方
- 甘いものが大好きな方
- 体型が気になる方
- 気軽に栄養補給をしたい方
- 妊娠中など、ノンカフェインの飲み物をお探しの方
- アンチエイジング、美容が気になる方
- 野菜不足、野菜嫌いな方
カフェインが含まれていないため、小さなお子様や妊婦さんも安心して飲めるお茶になります。
2024年桑の葉茶を選ぶ3つのポイント
ビタミン、ミネラルが豊富で、糖質制限、ダイエット、高血圧の予防などから健康茶として注目されている桑の葉茶。多くの桑の葉茶が販売されていますが、どんな桑の葉茶を選べばいいのでしょうか?
桑の葉茶を選ぶ3つのポイント
選ぶポイント①:安心して飲めるもの
桑は日本以外にも生息し、中国では漢方や生薬として使われ、マルベリーティーのハーブティーとしても他国で飲まれています。原料として海外の桑の葉茶を使用しているものより、やはり、国産の桑の葉茶が安心ではないでしょうか?
国産の桑の葉茶でも農薬不使用、無添加など品質管理がしっかりされた桑の葉茶が安心です。
また、桑の葉茶を飲みやすくするために、甘味料が配合されているものや、他の茶葉がブレンドされているものは、添加物やカフェインが入ってしまっている可能性があります。桑の葉100%を選ぶことがおすすめです。
選ぶポイント②:栄養素がまるごと摂れる粉末タイプがおすすめ
桑の葉茶には大きく分けて2つのタイプがあります。
急須や、やかんで煮出して日本茶と同じように入れる茶葉タイプと、青汁のような粉末タイプの桑の葉茶があります。
ビタミン、ミネラルなどの栄養成分を含む桑の葉。桑の葉の栄養成分を余すことなく摂り入れることができる粉末タイプがおすすめです。粉末タイプならお水やお湯を注ぐだけで、手軽に飲むことができ、急須を洗う手間がかかりません。
ただ、粉末タイプの場合、気をつけたいポイントは溶けやすいものを選ぶこと。
溶けにくいものはドロドロと塊になり喉越しが悪く感じてしまうものがあります。せっかく粉末タイプを選んでも、ドロドロで飲めないものなら意味がなくなってしまいます。
溶けやすいものを選ぶことが重要です。
選ぶポイント③:なんと言っても桑の葉茶の「味」
いくら健康に良いものでも、味が大切です。
まだ、桑の葉茶を飲んだことがない方や桑の葉茶を始めて耳にした方にとっては「桑の葉茶ってどんな味?」と気になるところではないでしょうか?
同じ桑の葉茶でも、苦い、渋い、えぐ味、反対に、味がない、薄いなどを感じてしまう桑の葉茶もあります。
これでは、いくら桑の葉の効能や効果に魅力を感じても、続けることが難しくなります。飲みやすく美味しい桑の葉茶を選ぶことが大切です。
おおまさの桑の葉茶がおすすめ!
おおまさの桑の葉茶は、寿司屋の大将が生産者と協力して、美味しさにこだわった桑の葉茶になります。
「味」にこだわった寿司屋のアガリの桑の葉茶
毎日飲み続けるためには、飲みやすく、美味しいものでなければ続きません。
おおまさの桑の葉茶は、実際、お寿司屋さんの「アガリ」で出され小さなお子様からご年配の方まで、ご来店するお客様に召し上がって頂いている桑の葉茶になります。
緑茶より味わい深く、でも苦味が少ない、抹茶のように飲みやすい、まろやかな桑の葉茶の味が特徴になります。
効果もしっかり
お寿司を食べに来られるお客様からは、桑の葉茶を飲んだ効果の声やお客様のお姿の変化が見えます。
- 「糖尿病に効果があると言われ、半信半疑で朝、晩、2ヶ月間飲んでいたらHbA1cが下がった。不思議でたまらない」
- 「桑の葉茶とウォーキンを取り入れて、3ヶ月で20キロのダイエットに成功した」など桑の葉茶以外の効果ももちろんありますが、ダイエットに効果があったと声を頂いています。
また、「癖のある芋焼酎が苦手だったけど、桑の葉茶で割るとお酒をまろやかにしてくれる」と桑の葉茶をお酒の楽しみにしていただいているお客様も。
農薬不使用、添加物不使用
おおまさの桑の葉茶の色は、鮮やかな濃いグリーンの桑の葉茶になりますが着色料などは一切使用していません。
栄養素を丸ごと吸収できるパウダータイプの桑の葉茶になり、冷たいお水にも溶けやすくなっています。
農薬も不使用、添加物、保存料なし、国産茶葉100%の美味しさにこだわっった寿司屋のまろやか桑の葉茶です。