法事のご準備はお済ですか?2023年コロナ過も明け、法事を数年ぶりに行う方が増えてきましたね。
あなたは法要と法事のちがいがわかりますか?知っているようでよく知らない!
ここでは、できるだけわかりやすく法要とは?法事とは何かを交えながら法事プランの紹介をして行きたいと思います。
法要とは
「初七日」「四十九日」「一周忌」「三回忌」など、ということばは聞いたことがあると思います。故人が亡くなった後に行う重要な儀式のことです。
そもそも法要とは、仏になった故人を供養するという意味の仏教用語で、追善供養ともいいます。
法要は故人を偲び、冥福を祈るために営むものなのです。
冥福とは、冥途の幸福のことで、故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をします。
また法要は、故人が設けてくれた人と人とのご縁、「この人がいたから自分がいる」というつながりを再確認し、故人への感謝の思いを新たに、自分自身を見つめ直す場でもあります。
法要と法事の違い
一般に、私たちは「法事」と言っていますが、厳密に言いますと、僧侶にお経をあげてもらうことを「法要」といい、法要と後席の食事も含めた行事を「法事」と呼びます。
法要はいつやるの
法要は一般的に亡くなられた方の命日前の土曜日又は日曜日に行われることが多いです。
初七日、四十九日、百箇日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌とつづき、三十三回忌で長い修行の締めくくりとして、故人は菩薩(ぼさつ)の道に入り、「ご先祖さま=守り神」となります。
仏教ではさらに、五十回忌、百回忌と続きますが、一般には三十三回忌、もしくは五十回忌をもって「弔い上げ」とし、法要の締めくくりとしています。
法要の手配で気を付けなくてはいけないポイント
ここでは法要にて知っておきたいポイントをご説明します。
法要では、お坊さんにお経をあげていただき故人様を供養するためご家族やご親族なども参列してもらうため、早めに日程を決めておきましょう。
あらかじめ家族や親族等と打ち合わせをして候補日を何日か設定してから、手配を済ませるとよいでしょう。
法要の準備を進めていく上で、どのような準備が必要か?下記にまとめました。
招待する範囲と人数を決める
まずは法要に招待する人数を決めましょう。法要はご葬儀と違い、施主が参列者の方々を招待します。
ご親族の他にも、故人の知人・友人などもお呼びすることもあるため、しっかりと招待をする範囲と人数を決めておきましょう。
会場(菩提寺)の手配
法要を行う会場(菩提寺)を2か月前には手配しましょう。法要に関してはご自宅や菩提寺で行うのが一般的です、お坊さんの予定もあますので出来るだけ早めに手配しておきましょう。
案内状(おしらせ)の準備
会場(菩提寺)を決めたら、次は案内状の準備をしましょう。会食が伴う場合は特に出欠席をとるための返信用はがきを案内状に同封するとよいでしょう。
ご家族やご親族だけで行われる場合は案内状を送る必要は特にありません。メモに書き込み人数を確定しましょう。
お食事とお返し物の手配
法要(お経やお墓参りなど)が済んだら最後に会食となります。
会場(菩提寺)や自宅で行う場合もありますが、最近では法事が出来る飲食店で行うケースがほとんどです。朝から法要の準備などでお疲れでしょうから、手間のことを考えると、飲食店で行うことをおすすめします。
お食事会場とお返し物の手配は早めに済ませておきましょう。
法事で振る舞うお食事は精進料理や会席料理が一般的です。会場(菩提寺)や自宅で行う場合は仕出し会席膳などが一般的です。
食事を手配する際には法事で利用することを必ず伝えるように注意しましょう。
お返し物は、食品・消耗品又は日常生活でよく使用する実用品などをおすすめします。また軽くて小さく、日持ちがしてかさばらないものが喜ばれるでしょう。
高幡不動尊での法要の費用は
法要の際にかかる費用は、
- 僧侶へのお衣料として1人に付き1万円~2万円です。(戒名の位により僧侶の人数が決まります)
- お布施・法要料は5万円~10万円です。(戒名の位により決まりますが、一般的に最高10円です)
- お供物1万円~(本堂などで法要を行う際は、お供物をお供えします)指定業者がありますので高幡不動尊の社務所で依頼できます。
- お花1万円~(本堂などで法要を行う際は、生花をお供えします)指定業者がありますので高幡不動尊の社務所で依頼できます。
- 塔婆1本3,000円
高幡不動尊で法要を行った帰りには「すし おおまさ」をご利用ください
お経をあげ、お墓参を行って法要は終了です。後に会食が行われることが一般的で、この会食の場をお斎(おとき)と言います。参加者や僧侶への感謝を示すとともに一同で故人を偲ぶために行います。
すし おおまさでは、法事プランをご用意しております。
法事用【会席膳】のお料理
各お部屋に写真たて、位牌置き、供養膳などご準備できます。ご注文の際は、法要のお時間をお伝えください。お返し物の手配、お預かりも出来ます。詳しくは専門スタッフにお尋ね下さい。
紫苑膳(しおんぜん)9,350円
珍味四種、カニの酢の物、お造り、ローストビーフ、野菜の煮物、天ぷら、旬の特選にぎり5貫厚焼き玉子、茶碗蒸し、お椀、自家製デザート
坊膳(ぼうぜん)7,150円
珍味四種、カニの酢の物、海老真丈庵、幽庵焼き魚、野菜の煮物、天ぷら、特上にぎり5貫厚焼き玉子、お椀、自家製デザート
葵膳(あおいぜん)5,500円
酢の物、煮物、天ぷら、幽庵焼き魚、旬の特選にぎり5貫厚焼き玉子、お椀、自家製デザート
※法事用のお膳は仕出し配達できます。(配達料1000円かかります)
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コース料理は
コース料理の価格の違いは大きく分けて、品数とお寿司のグレードが違います。
満月コース10,000円 献立 11品
- 先付 (小鉢三種盛り)
- 冷菜 (初カツオのサラダ)
- 御凌ぎ (真鯛の蕪蒸し)
- 座付椀 (蟹の玉子のお吸い物)
- お造り (厳選旬魚介五種盛り)
- 焼物 (鰆の幽庵焼き)
- 逸品 (海老と山菜の天麩羅)
- 酢の物 (白子ポン酢)
- お寿司 (旬の特選にぎり五種盛り、厚焼き玉子)
- 留椀 (浅利の味噌汁)
- 甘味 (自家製デザート)
上弦のコース7,300円 献立 9品
- 先付 (珍味小鉢三種盛り)
- 冷菜 (海鮮生春巻きサラダ)
- 焼物 (鰆のバター焼き)
- お造り (お刺身三種)
- 温物 (カレイのみぞれあんかけ)
- 揚物 (ハモの天ぷら)
- お寿司 (特上にぎり寿司五貫、厚焼き玉子)
- 留椀 (あさりの味噌汁)
- 甘味 (自家製デザート)
三日月コース5,700円 8品
- 先付 (珍味小鉢三種盛り)
- お造り (お刺身三種盛り)
- 焼物 (鰆のバター焼き)
- 蒸し物 (海鮮茶碗蒸し)
- 揚物 (ハモの天ぷら)
- お寿司 (にぎり寿司五貫、厚焼き玉子)
- 留椀 (自家製デザート)
- (自家製デザート)
新月コース4,000円 献立 6品
- 先付 (しらすポン酢)
- 冷菜 (海鮮生春巻きサラダ)
- 焼物 (鰆のバター焼き)
- 揚物 (秋野菜の天ぷらチーズおかき)
- お寿司 (にぎり寿司四貫、厚焼き玉子)
- 留椀 (青さの味噌汁)
お飲み物は
飲み放題は2種類
飲み放題A | 2,500円(税込み)2時間飲み放題 ※30分延長に付き550円(税込み) |
瓶ビール/日本酒/焼酎(芋・麦・米)/サワー(レモン・ウーロン・グレープ・桑の葉・コーラなど)/ウイスキー(ハイボール・ジンジャー・コークなど)/カシス(オレンジ・ウーロンなど)/その他ソフトドリンク(お茶・ウーロン茶・コーラ・ジンジャーエール・オレンジ・アップル・カルピスなど) |
飲み放題B | 3,500円(税込み)2時間飲み放題 ※30分延長に付き880円(税込み) |
(飲み放題Aにプラスして)生ビール/ブランド銘柄の日本酒3種/ワイン赤白/ノンアルコールビール/ノンアルコールワイン赤白 |
お部屋(会場)は
- 大部屋×1部屋→32名様まで
- 個室×6部屋→3名様~10名様まで
- 2階貸し切り→48名様まで
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その他
- 位牌置き
- 写真立て
- 影膳
- お清めセット(塩、水のステンレスカン)
- ベビーベット
- チャイルドチェアー
お会計方法は
すし おおまさのお会計方法は
- 現金
- 各種クレジットカード
- QRコード決済
- 銀行振込み
お斎と精進落としの違いは
従来、お家族は四十九日の忌が明けるまでは精進料理で過ごすものでした。四十九日法要後、通常の食事に戻ります。最近は忌明けまで精進料理で過ごすことはほとんどなくなりました。
初七日法要は、従来亡くなった日を1日目として7日目に行われていましたが、最近では葬儀の日に行われます。
従って精進落としは、葬儀告別式後の施主がお坊さんや列席者などに提供する食事のことを指します。
初七日法要以外の法要の後に提供される食事は、通常、精進落としとは言わず、お斎と言います。
また、お通夜で提供される食事はお斎とは言わずに、「お清め又は通夜振る舞い」と言います。
法事のお席セッティングは
法事では、一般的に位牌や遺影を持参されます。
会場の上座に位牌と遺影を置き、その前に、「影膳」(かげぜん)と呼ばれる食事又は列席者と同じ食事、献杯用の日本酒をお供えします。
法事の席順
法事の際のお席については、まずお坊さんが出席する場合は、最も上座の席(位牌と遺影に最も近い席)に座ってもらいます。そしてお坊さんの隣又は向かいに施主が座ります。
一般的に親族以外に人に上座に座ってもらい、近い親族から下座に座ります。
お坊さんが出席しない場合は単純に、親族以外の人が上座で、近い親族から下座に座ります。
法事のご挨拶は
法事の際、ご挨拶する人については、次のようなケースがあります。
- 施主が一人で挨拶から献杯まで行う場合
- 施主の挨拶の後に他の方が献杯の挨拶をする場合
献杯の挨拶は、故人を偲びながら出来るだけ手短に済ませるとよいでしょう。
献杯の挨拶
故人の○○の息子(続き柄)の○○(自分の名前)でございます。
本日はお忙しいところご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
おかげ様で無事に○○の(四十九日の法要、一周忌、三回忌など)を済ませることができました。
久しい皆様に囲まれ○○(故人)も大変喜んでいることでしょう。
本日は皆様と一緒に故人の思い出を語らいながら、故人を偲びたいと思います。
それでは、故人の冥福を祈りまして、献杯させていただきます。献杯!
ありがとうございました。それでは、どうぞお食事をお召し上がりください。
法事の締めは
法事の際、お食事時間の目安は1時間~1時間30分程度です。お坊様や参列者もいますので、出来るだけ早めに締めましょう。
閉めの挨拶
皆さま本日は最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
○○の思い出を皆さんと偲んで、改めて○○のことが身近に感じられました。まだまだなごりは尽きませんが、これにてお開きとさせていただきます。
今後とも変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。
お帰りの際、お返し物がございますのでどうぞお持ち帰りください。
本日は誠にありがとうございまた。
まとめ
ここまで一般的な法要の流れをお話してきましたが、これはあくまでも一例です。
従来通りの方式で儀式を行うことも大事ですが、何より残された遺族親族が故人を偲ぶことが一番大切です。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。専門スタッフが出来る限りサポートさせていたします。
すし おおまさでは、お客様のご希望に合わせてお手伝いをさせていただきます。