高幡不動尊のあじさい祭りの見頃はいつ?【2023年版】

高幡不動尊あじさい

東京都であじさいの名所と言えば高幡不動尊のあじさいが一番でしょう。

なぜなら、高幡不動尊の境内から山にかけて咲き乱れるあじさいは約200種類以上・7500株余り開花します。

ここでは高幡不動尊のあじさい祭り2023年版について見頃や時期などの楽しみ方を第1回あじさい祭りから関わって来た筆者が解説します。

あじさいランチのご案内

すし おおまさでは、あじさい祭りに合わせた期間限定メニューを用意しております。

高幡不動尊から徒歩1分にお店を構えていますので、あじさい祭りの帰りにはぜひお立ち寄りください。席のみ予約も承っております。(予約ページはこちら

あじさいランチ1,980円(税込)

  • お刺身
  • 桑の葉うどんハーフ
  • 小鉢
  • 茶碗蒸し
  • 白飯(酢飯に変更可能)

※この商品は店内ご飲食に限らせていただきます

高幡不動尊のあじさい祭りの概要

あじさい

高幡不動尊では、6月の上旬から下旬にかけてあじさい祭りが開催されます。すべて合わせて約7500株のあじさいが高幡不動尊境内で見ることができます。

また、期間中はイベントが盛りだくさんです。中でも、「俳句・短歌作品募集」「写真コンクール作品募集」は、あじさいのある季節にしか行われないイベントです。

さらに駅から徒歩5分という近さなので、駅前の商店街を通ればすぐに到着します。境内では、あじさいを鑑賞しながらちょっとしたハイキング気分を味わえるので、地元の方からも人気が高いのが、高幡不動尊のあじさい祭りです。

主な詳細は以下の通りです。

  • 開催日:高幡不動尊では6月1日(水)~6月30日(木)までの間開催しています。
  • 時間:午前8時~午後17時までとしていますが、前後1時間程度は問題ありません。

※高幡不動尊の無料駐車場は午前8時を過ぎないと開門しませんのでご注意ください。

高幡不動尊のあじさいの見頃はいつ?

2023年5月20日時点で早咲きのあじさいが開花し始めました。今年は全体的に1週間程度早めです。

あじさい

高幡不動尊境内や高幡山には200種類のあじさいが開花します。品種によって見頃も様々です。

天候によって前後しますが、今年(2023年)は全体的に1週間程度早めです。全てのあじさいがそろって見れるのは梅雨入りした6月中旬頃ですね!

■実際にあじさいを見に行った感想

顔の大きさと同じくらいのあじさいや自分の背丈よりも高いあじさいなどがあり、大人も子どもも楽しめます。また、同じ種類のあじさいが連続しているわけではなく、色もたくさんあるので見ていて飽きません。

山内八十八ヵ所巡りのコースを行くと、それがさらによく分かります。案内板にしたがって散策すると、あじさいを見ながら山内八十八ヵ所巡りができ、上り下りが多いものの約90分程度でまわることができます。

5月下旬には

山あじさいや西洋あじさいは、雨季に入ると少しずつ開花を初めます。山あじさいはや西洋あじさいは、早ければ5月下旬ごろから開花を始めますので、開花を少しずつ楽しみたい方は、立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。

6月中旬には

山あじさいや西洋あじさいは見頃になります。ガクあじさいは、「山あじさい」や「西洋あじさい」と比べ開花する時期が少し遅いです。

ガク

ガクあじさいが見頃です。この時期からだんだんとあじさいのおわりが近づいてきます。あじさいは、6月下旬までは見頃なので、最後に一目見たいという方にはおすすめです。

※7月初旬にはあじさいの花切りが行われます。

水場

高幡不動尊のあじさい祭りの混雑時期は?

五重塔あじさい

あじさい祭り期間中の混雑状況は、平日の午後は比較的に空いていますので狙い目です。

曜日、日曜日の午前中はイベントも重なりますので大変込み合います。また天候によって混雑状況も変わりますが、梅雨独特の雨はあまり関係ありません。

※車でのアクセス(駐車場)は土曜日、日曜日共に午前中(9時30分頃)から満車です。

日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
×
11
×
12
13
14
15
16
×
17
×
18
×
19
20
21
22
23
24
×
25
×
26
27
28
×
29
30

◎大変空いている / 〇空いている / △やや混んでる / ×混んでる

高幡不動尊のおすすめ(あじさいスポット)7選

案内図

「あじさいを見るならどこがおすすめなの?」と疑問に持つ方も中にはいますよね。そこで高幡不動であじさいを見るべきおすすめのスポットを紹介していきます。

おすすめスポットは7つです。

前半の4つはあじさいのおすすめスポットを紹介していますが、後半の3つは高幡不動尊に来たからにはぜひ見てほしいおすすめのスポットを紹介しています。

  1. 五重塔の裏手
  2. 聖天堂横のお鼻井戸周辺
  3. 高幡山頂上(元馬場)
  4. 新選組土方歳三の銅像
  5. 奥殿
  6. 鳴き龍
  7. 大日堂

おすすめスポット①:五重塔の裏手

高幡不動五重塔

五重塔の裏手からは、なんといっても五重塔をバックにあじさいを撮影することができます。撮影スポットとしてはもちろんですが。五重塔とあじさいがなんといっても見ごたえがある場所なのでぜひ行ってもて下さい。

おすすめスポット②:聖天堂横のお鼻井戸周辺

高幡不動尊のパワースポットの一つでもあるお鼻井戸(弘法大使が杖で突いたら井戸水が湧きあがったとか)の周りにもあじさいが広がっています。写真スポットとしてもおすすめです。

おすすめスポット③:高幡山頂上(元馬場)

高幡山山頂は360度あじさいに囲まれています。ゆっくり時間をかけてまわれる方におすすめです。山内八十八ヶ所巡拝路をあじさいを見ながらゆっくり回ると、約2時間ぐらいかかります。

自然豊かな里山に四国八十八ヶ所巡拝路に似せて作られた山内八十八ヶ所巡拝路を、あじさいを鑑賞しながら巡るのがおすすめです。

おすすめスポット④:新選組土方歳三の銅像(弁天池周辺)

あまり時間がない方や山登りNGの方には、新選組土方歳三の銅像(弁天池周辺)から高幡不動尊境内1周することをおすすめします。

交通祈願所の駐車場から山を見上げ、弁天池の脇を通り新選組土方歳三の銅像前を通り抜け大日堂の方へ進むと、あじさいがほぼ平地でも観ることができます。段差も少なく足の悪い方でも大丈夫です。

高幡不動尊弁天池あじさい

おすすめスポット④:奥殿(不動明王像)

真言宗智山派別格本山 高幡山明王院金剛寺は「高幡不動尊」として多くの方に親しまれているお寺です。

古来関東三大不動の一つに挙げられ、境内には室町時代に作られた「仁王門」や、総重量1100Kgを超える、日本一と称えられている「丈六不動三尊」といった貴重な文化財などが約2万点もあります。

中でも、不動明王は凛々しい姿をしており、ぜひ見てほしいい佛像の1つです。

お不動様

おすすめスポット⑥:鳴き龍

日光東照宮の薬師堂にある【鳴き龍】は有名ですが、ここ高幡不動尊の大日堂には【鳴り龍】があります。意外と知られていませんので、おすすめです。

鳴き龍

おすすめスポット⑦:大日堂

2021年に映画で公開された幕末の英雄、新選組の土方歳三の菩提寺でもあり境内には土方歳三の碑と銅像をはじめ、ほかにも新選組に関係する碑が建てられています。

大日堂や奥殿には新選組の資料も展示しており、ファンが当時を偲びながらお参りしている姿もよく見かけるようになりました。

大日堂

なぜ高幡不動尊のあじさいは人気なの?

あじさい

高幡不動尊のあじさいが人気の理由には以下の3つがあります。

  • 理由①:お金がほとんどかからない
  • 理由②:あじさいの種類が多く、さらに見やすい
  • 理由③:イベントが多彩

理由①:お金がほとんどかからない

入場料や駐車場などの全て無料に加え、散策だけならお金はかかりません。そのため、地元の方を除いて、多くの方が高幡不動のあじさいを見に来ています。

理由②:あじさいの種類が多く、さらに見やすい

全国から集められた200種類以上の色や形の違ったあじさいが、7500株余り時期をずらして開花します。また、毎日僧侶たちによって手入れがされているため非常に見やすくなっています。

高幡山に登らなくても境内周辺にあじさいが開花しているため、車イスの方でも十分に楽しめます。

理由③:イベントが多彩

高幡不動尊ござれ市

あじさい祭り中はイベントが満載です。イベントは以下の通りです。

  • 山内八十八ヶ所めぐりクイズの会(毎日)
  • 奥殿特別寺宝展及び鳴り龍拝観(毎日)
  • 茶庭拝観(毎日)
  • 青葉まつり 6月15日
  • 俳句・短歌作品募集
  • 写真コンクール作品募集
  • リサイクル市 6月11日
  • ござれ市 6月18日
  • 半額市6月18日

このようにあじさい祭り中は、イベントが盛りだくさんなので興味がある方はイベントにも参加してみることをおすすめします。

境内売店は

高幡不動尊境内にお土産物を販売している売店が3店舗あります。年中無休9時~17時まで

①【峠の茶屋おおまさ】(桑の葉うどん/桑の葉茶/桑の葉マーブル/いなり寿司/サバの棒寿司など)
インスタグラムはこちら

②【松盛堂】(饅頭/しいたけ茶/せんべいなど)

③【開運そば】(こんぶ/饅頭/せんべいなど)

各店舗オリジナルのお土産物を販売しております。

※その他日によって異なりますが、たこ焼き、焼きそば、七味唐辛子などの露店が数店舗あります。

周辺のおすすめ飲食店はどこ?

たくさん歩いた後はあじさいを見て心が満たされたところで、今度はお腹も満たしたいところです。

そこでおすすめしたいお店が「すし おおまさ」。高幡不動尊から徒歩3分ほどのところにある昭和22年創業の老舗寿司屋です。握りやセット、名物などお寿司も充実しており、大きいネタとほどよいシャリが食欲をそそります。

お昼ならセット寿司が食べやすいです。軽いものだと6貫、多いもので9貫あります。ちょっとお高めな「大政」は高級なネタがそろっており満足感も得られます。

わさびの量やシャリの大きさなども調整してくれます。大人の方はお酒なども一緒にいかがでしょうか。特に日本酒は地酒や各地のお酒を取り寄せており、新しい発見があるかもしれません。

寿司イメージ

他にもお食事できるお店はたくさんあります。高幡不動尊周辺には3つ商店会があり、ここでは各商店会別にご紹介します。

  • 参道会(高幡不動尊山門へ続く参道通りにある商店会)
  • 若宮通り商店会(参道通りの1本となり京王線寄り)
  • 高幡不動商店会(京王線 高幡不動駅前 ロータリー周辺)

参道会

  • 開運そば(そば)
  • 四八天丼(天丼)
  • 千寿庵(そば)
  • Cafe De Dango(カフェ軽食)

高幡若宮通り商店会

  • すし おおまさ(寿司)
  • モランボン(焼肉)
  • カフェしろくま(カフェ軽食)
  • 手打ちうどん咲楽(うどん)
  • ラーメン小川(ラーメン)
  • アンジュナ(インド料理)
  • あんず村(カフェ軽食)
  • 美豚(ラーメン)

高幡不動商店会

  • バディー(花・カフェ)
  • マクドナルド(ファーストフード)
  • びんびん亭(ラーメン)

※その他京王SC3Fに各種など

高幡不動尊のあじさい祭りに関するよくある質問

五重塔あじさい

高幡不動尊に来られる方は以下のような疑問を持つ方が多いと思います。ここでは、以下の5つの疑問にお答えしていきます。

  • Q1:入場料や駐車場料金はかかるの?
  • Q2:アクセス・駐車場は?
  • Q3:散策する際の注意点とは?
  • Q4:トイレ休憩はできる?
  • Q5:車いすでも散策できる?

Q1:入場料や駐車場料金はかかるの?

駐車料金やは無料ですが、奥殿や大日堂など一部のみ拝観料がかかるところもあります。

【無料の場所】

  • 高幡不動尊境内や高幡山などのあじさい散歩は無料
  • 五重塔地下休憩所も無料
  • 高幡不動尊第1、2駐車場も無料です。大型バスなどは事前にご予約をすると良いでしょう。
  • あじさい祭り期間以外でも参拝や駐車場の利用は無料です。

【有料の場所】

  • 奥殿(寺宝拝観)300円
  • 大日堂(拝観)200円

Q2:アクセス・駐車場は?

高幡不動尊駐車場

高幡不動尊境内にも駐車はあります。さらに境内付近にも有料駐車場はたくさんあります。

高幡不動尊境内

アクセス

  • 住所:東京都日野市高幡733
  • 電話:042-591-0032 高幡不動尊社務所

高幡不動尊金剛寺公式HPはこちら

駐車場

  • 無料駐車場:高幡不動尊第1駐車場/高幡不動尊第2駐車場(160台)
  • 有料駐車場:高幡不動尊周辺500メートルに15箇所(130台)

電車で行く場合

  • 京王線 高幡不動駅 西口から:徒歩3分
  • 多摩都市モノレール 高幡不動駅から:徒歩5分

自動車で行く場合

  • 中央自動車道国立府中ICから:約10分

※駐車場は、高幡不動尊内にありますが、当日は混雑するので、近くの有料パーキングがおすすめです。

Q3:散策する際の注意点とは?

高幡不動尊あじさい

散策する際には動きやすく履きなれた靴で来るようにしましょう。

あじさいまつりの期間中はちょうど梅雨入りです。山道は連日雨が続き足元がぬかるんでおりますので履物に気をつけて下さい。(サンダルや長靴はおすすめしません。)

また杖などがあれば用心のため持参すると良いでしょう。山道に入る場合は傘は差さずにカッパなどを着用することをおすすめします。

※おでかけ前に高幡不動尊周辺の天気予報、気温をチェックしておきましょう。

Q4:トイレ休憩はできる?

高幡不動尊トイレ

トイレ休憩だけでも大丈夫です。

参拝の方やおトイレ休憩で立ち寄られた方用のトイレは男女別に1度に10人以上入れる大変管理が整った綺麗なトイレです。勿論優先トイレ(多機能)もございます。

※おトイレの場所は高幡不動尊境内中央付近、奥殿の横にあります。

Q5:車いすでも散策できる?

車いすでも散策できます。

上記のおすすめスポットでもご案内した通り、車イスの方でも十分あじさいをご鑑賞いただけます。

山道のあじさいをご覧いただくのは難しいと思いますが、境内だけでも十分にあじさいが開花しております。少し凸凹スロープがありますが、大日堂付近はお楽しみいただけると思います。

まとめ

あじさい

2023年5月18日時点ではコロナ感染病が第5類に移り、巷ではインフルエンザが流行っておりますが、コロナ前の賑わいが少しずつ戻ってきております。

高幡不動尊ではあじさい祭りだけではなく、1年を通して四季折々の樹木や花が咲きます。歴代の貫主から引き継がれた重要文化財をはじめ、自然豊かな風情を後世に残すため日々お勤めしています。

この3年間で世界中の人々がコロナ関係で様々な物を失ったと思います。

高幡不動尊貫主はいつも「あなたの心(命)の洗濯をしに来なさい」と言います。
疲れた時や何かあった時はちょっとゆっくりしてみませんか!

2023年はWBC侍ジャパンの優勝など、うれしいニュースが多いです。今こそコロナ前の日常を取り戻しましょう。