2024年版高幡不動尊の菊まつり【開催時期や菊の種類について解説】

高幡不動尊

東京都日野市にある高幡不動尊では、日野市観光協会の主催で毎年10月中旬以降に菊まつりが開催されています。

コロナ過によりここ数年中止でしたが、2023年の菊まつりは開催されます。

菊まつりは、高幡不動尊の境内に1200鉢あまりの菊の花が飾られる、多摩地域最大規模の祭りであり、丹精込めて育てられた菊を見ることができます。

この記事では、高幡不動尊の菊まつりの開催時期や菊の種類について、詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

高幡不動尊の菊まつりとは【どんな祭り?】

菊まつり

高幡不動尊の菊まつりとは、毎年秋に日野市観光協会が主催で開催される多摩地域最大規模の祭りです。

近隣の多摩地域11市(日野・東大和・多摩・国分寺・昭島・小平・府中・八王子・立川など)の菊愛好会の団体から出品され、1200鉢あまりの菊の花が境内を彩ります。

高幡不動尊の菊まつりの開催時期は、例年10月下旬から11月中旬まで開催しており、「大菊(おおぎく)」「懸崖(けんがい)」「盆栽(ぼんさい)」「切花(きりばな)」など、各種の作品の他にも、趣向を凝らした展示が行われています。

また、菊まつりでは、「競技花」と呼ばれる出品者の菊の完成度を競う展覧会のようなことを行っており、内閣総理大臣賞をはじめとする特別賞があります。

この菊まつりでは、菊の鑑賞を楽しむだけではなく、菊を育てる技術の向上も目的としているため、「菊の育て方の講習会」や「出品花の販売」も一緒に行っています。境内の紅葉も少しずつ色づきはじめる頃に、様々な種類の菊が並ぶので、ぜひ立ち寄ってみてください。

高幡不動尊の菊まつり【開催期間や見頃タイミング】いつ?

菊まつり

今年の菊まつりの開催期間

2024年10月28日~11月17日まで

2023年の見頃やおすすめのポイント

高幡不動尊の菊まつりに訪れるべきタイミングは、11月上旬〜中旬です。

菊が見頃をむかえる11月中旬は、紅葉もちょうど色づく頃なので、紅葉とともに楽しむことができます。

菊まつりの時期と同じくして11月上旬から下旬にかけて五重塔のライトアップもみられます。

また、高幡不動尊の菊まつりの時期は、七五三の参拝時期とちょうど重なっているため、境内の華やかな菊に囲まれながら、お子さんの成長を祈願できます。

菊まつりが終わった次の日から「高幡不動尊紅葉まつり」が開催されます。

紅葉まつりの開催期間は、11月18日〜11月30日までなので、菊まつりを楽しんだ後に、ぜひ紅葉まつりにも立ち寄ってみてください。

高幡不動尊でみられる菊の種類は【5種類】

菊の種類

高幡不動尊の菊まつりで見られる菊の種類は、主に5種類です。

近隣の11市の菊愛好会の団体より出品される「厚物(あつもの)」「管物(くだもの)」「一文字(いちもんじ)」「懸崖(けんがい)」「盆栽(ぼんさい)」などの作品が飾られています。

丹精込めて育てられた見事な菊を鑑賞することができ、どの作品も目を見張るほどの出来栄えです。

  1. 厚物
  2. 管物
  3. 一文字
  4. 懸崖
  5. 盆栽

種類①:厚物(あつもの)

菊

厚物(あつもの)とは、花の直径が20cm前後の大菊で、花びらがまり状に厚く盛り上がって咲いているのが特徴です。数百枚の花びらが中央の一点に向けて、うろこ状にきれいに盛り上がっていると良い花です。

種類②:管物(くだもの)

菊

管物(くだもの)とは、花の直径が20cm前後の大菊で、花の形が管状の花びらが長くまっすぐにのび、花びらの先は小さく玉を巻いた固い状態となっています。花の芯がカップ状になっていると良い花です。

種類③:一文字(いちもんじ)

菊

一文字(いちもんじ)も、花の直径が20cm前後になる大菊で、花の形が長く幅広い花びらがまるくなっています。幅が広くてしわが少なく、花びらの大きさが揃っていると良い花です。

種類④:懸崖(けんがい)

菊

懸崖菊とは、菊を盆栽のようにして、幹や茎を根よりも低く崖から垂れ下がった形に仕立てた作品です。崖に咲いた菊をイメージしています。

丈夫で芽吹きが良く、花つきも良いとされる山菊とよばれる小菊で仕立てられ、大きいものでは、長さ2メートルくらいのものもあります。

種類⑤:盆栽(ぼんさい)

菊

菊の盆栽も、懸崖と同じく丈夫で芽吹きが良く、花つきも良い山菊と呼ばれる小菊を使っています。その小菊のなかでも、節管がつまっており幹が太りやすい品種で仕立てたのが盆栽です。

紹介した各種の作品の他にも、「菊人形」や「五重塔」「福助」「だるま」といった趣向を凝らした作品も展示されています。

また、お土産に菊を購入したい方に、切花の販売も行われているので、ぜひ様々な菊花の作品をゆっくりご覧ください。

高幡不動尊の周辺のおすすめ飲食店

「高幡不動尊で菊まつりを楽しんだ後は、ゆっくりとランチしたい」という方に、高幡不動尊の周辺のおすすめのお食事処を紹介します。

  1. すし おおまさ(寿司)
  2. モランボン(焼肉)
  3. 手打ちうどん咲楽(うどん)
  4. アンジュナ(南インドカレー)
  5. カフェしろくま(カフェ軽食)
  6. 小川(ラーメン)
  7. 美豚(ラーメン)
  8. 開運そば(そば)
  9. 四八天丼(天丼)
  10. 千寿庵(そば)
  11. Cafe De Dango(カフェ軽食)

すし おおまさ(寿司)

大政鮨

高幡不動尊から徒歩3分ほどのところにある老舗寿司屋です。単品握りやセット握り、名物料理(鯖の棒ずしや桑の葉うどん)などを食べることができます。

厳選された旬の食材を使った料理が楽しめます。ランチのセット寿司には、量やネタの内容が異なるいくつかのメニューがあり、わさびの量やシャリの大きさも調整できるので、女性や子供にもおすすめです。

高幡不動尊は、毎年10月〜12月までの間に約2000組以上の七五三祈願が行われます。七五三の時期と菊まつり開催期間はちょうど重なり、菊の花が埋め尽くす華やかな境内の中で、お子様の健やかな成長をお祝いされると思います。

高幡不動尊で七五三祈願を行った後は、ぜひ「すしおおまさ」で七五三のお祝いはいかがでしょうか。すしおおまさの七五三プランについて詳しく紹介します。

七五三

また、様々な日本酒や焼酎が揃っており、お寿司と一緒に楽しめます。

すしおおまさで食事をしたい方は、公式サイトから予約することができます。

焼肉彩苑モランボン(焼肉)

高幡不動尊より徒歩1分。老舗高級焼肉店ながらランチタイムはとてもリーズナブル。

月~土曜日のランチは11時~14時30分まで ディナーは17時~22時まで(日曜日、祝日は異なります)

手打ちうどん咲楽(うどん)

香川県四国出身の主人が毎日手打ちした、こだわりの「讃岐うどん」店です。

朝7時頃より営業しています。朝メニューは10時まで全て500円で食べられます。

通常メニューのうどんの他にも、関西風おでんや天ぷらなどもあります。

アルコール類も日本酒や焼酎をはじめ充実しています。

アンジュナ(南インドカレー)

本場インドで修業した店主が作り上げた本格インドカレーです。

種類も豊富でリーズナブル、有名人も秘かに通うお店です。

カフェしろくま(カフェ軽食)

ちょっと目立たない所にある隠れカフェ!軽食もいろいろありお洒落なお店です。

営業時間 12時~20時です。定休日は火曜日、1,3,5金曜日

小川(ラーメン)

東京、神奈川を中心に10店舗以上を展開中。各店舗でスタイルの違いがあり人気のお店です。

高幡不動店は「濃厚豚骨」のラーメン専門店です。チャーシューがトロトロで超ー美味しいです。

美豚(ラーメン)

スープは煮魚出汁を使い、ラーメン、つけ麺、油そばなど各種あります。

ランチタイムには、ミニチャーシュー飯or煮たまごor杏仁豆腐のサービスがあります。

開運そば(そば)

高幡不動尊の門前にあるお店で、ランチにおすすめです。そばやうどんをはじめ、甘味も食べられます。

大人気の日替わりセットでは、お蕎麦・ミニ丼・サラダ・お新香・甘味とボリュームが盛りだくさんです。お酒好きの方には、そば焼酎もおすすめです。

開運そばのおすすめの甘味は、そばがきしるこです。そばがきとは、そば粉をお餅にしたものです。

四八天丼(天丼)

四八天丼では、お手頃価格でおいしい天丼が食べられます。天ぷらは注文してから用意するので、揚げたてでサクサクです。

自慢の秘伝のタレが揚げたての天ぷらとご飯との相性が良いです。テイクアウト注文もできます。

天丼だけではなく、かつ丼も500円とリーズナブルで食べられるので、参拝の際はぜひ立ち寄ってみてください。

千寿庵(そば)

高幡不動尊門前のお店で、お手頃価格でそば、うどん、丼物が食べられます。

店内は落ち着いた雰囲気でリラックスして食事ができます。メニューが豊富にあり、冬の時期にはおでんがあります。

お酒や甘味もあるので、参拝帰りにちょっと休憩することもおすすめです。

Cafe De Dango(カフェ軽食)

Cafe De Dangoでは、だんごのセレクトショップとカフェです。

日本中のだんご屋さんを食べ歩いた店主が、本当においしいと感じる素材のだんごを選び出したそうです。

コーヒーは、こだわりのコーヒー豆を使用し、専用機器を用いて水滴を一滴一滴落とし、時間をかけて抽出した、水出しコーヒーです。

高幡不動尊の菊まつりに関するよくある質問

質問

高幡不動尊の菊まつりに関するよくある質問は、以下のとおりです。

  1. 菊の育て方講習会は行っている?
  2. 菊まつりの開催時間は?
  3. 菊まつり開催時駐車場はある?

菊の育て方の講習会は行っている?

菊作りセット付きで1,000円です、定員に達すると募集終了なので、講習会を受けたい方は早めに受付すると良いです。

また、菊まつりでは、菊の苗や出品花の販売を行っているので、お土産に菊を持ち帰りたい方、お家で菊を育てたい方におすすめです。

詳細情報:

  • 会場:高幡不動尊
  • 日付:開催した週の土日に行われる
  • 人数:先着順
  • 参加費:1,000円
  • お問合せ:日野市観光協会(TEL042-586-8808)

菊まつりの開催時間は?

菊まつりの開催時間は、9時〜16時までです。「菊の育て方講習会」といった催し物に参加される方は、開催する日程と時間帯を確認すると良いです。

ちょうど季節が変わりやすい時期なので、体温調節できる服装で行くと良いです。

菊まつり後半時期になると、高幡不動尊の境内の紅葉も色づきはじめるので、菊を鑑賞しながら紅葉も楽しむことができます。

菊まつり開催中に駐車場は利用できる?

高幡不動尊の隣接した場所に、自動車祈祷用の無料駐車場があります。参拝者の方は無料となっています。

高幡不動尊の駐車場は、8時〜19時頃まで開放しています。

菊まつり開催時期は、七五三の時期とも重なり、大勢の方が参拝します。そのため満車の可能性が高く、早めに駐車することをおすすめします。

その他近隣にも有料のコインパーキングがございます。